筋肉や筋膜などへのセルフケアのアプローチとしてストレッチやマッサージは効果的です。(クライアントがひとりで実施するものでなければパートナーストレッチや鍼灸を使ったケアも可能です。)
今回はストレッチ前に実施することで効果を格段高める『セルフリリース』を紹介します。
運動療法としてのセルフリリース
筋肉や筋膜が原因となり関節可動域を低下させていることも多くあります。その際のアプローチとしてストレッチは有効な手段ではありますが、筋肉が固くなり過ぎている場合はうまく伸びないことも。
今回はテニスボールを使ったセルフリリースのテクニックを紹介します。
多くの方が『テニスボールを使ったリリース』というと、ゴロゴロ動かしながらのセルフマッサージのようなイメージを持ちますが、実はその手法はクライアントにとってリスクの高いアプローチです。
と言うのも、ボールを身体に押し付けるようにすると点で押していることになります。つまり1箇所に強く圧がかかります。
そのまま動かすことで、狙っていない部位、緩め過ぎてはいけない部位にアプローチしてしまい体を痛めてしまう可能性もあるためです。
今回、紹介するセルフリリースのテクニックは 圧迫して動かす というリリース方法です。やり方の詳細はこの後紹介します。
※内容はトレーナーズアカデミー様の監修を受けています。
筋の拘縮へのアプローチ
小胸筋へのアプローチ
棘下筋・小円筋へのアプローチ
菱形筋へのアプローチ
腸腰筋へのアプローチ
梨状筋へのアプローチ
大腿筋膜張筋へのアプローチ
足底筋へのアプローチ
コンディショニングはこの本がオススメ
この記事に掲載しているセルフリリースの解説や指導方法が詳しく載っています。
パーソナルトレーニングの指導現場ではコンディショニングが重要視されています。
ただ単に痩せるだけではなく、動けて、痛みのない機能的な身体をつくること。そのためのコンディショニングを包括的に学んでいただけます。