ストレッチにはスタティックストレッチ(静的ストレッチ)とアクティブストレッチ(動的ストレッチ)があります。
治療に応用しやすいのはスタティックストレッチ(その中でもパートナーストレッチ)ですが、運動を実施するクライアントのサポートをするのであれば、アクティブストレッチも学んでおきたいスキルのひとつです。
運動療法としてのアクティブストレッチ
止まった状態を保持し筋肉を伸ばしていくスタティックストレッチに対して、アクティブストレッチは動きながら筋肉を伸ばし、関節可動域の拡大を目的に実施します。
メリットとしてはスタティックストレッチよりも強度を上げて実施できることと、筋温も上がりやすいので運動やトレーニング前のウォーミングアップにも最適です。
反対にデメリットとして、クライアントによっては強度が高すぎる場合もあります。また代償動作が出やすく、その見極めもスタティックストレッチよりも難しくなるので、高い指導力が必要になります。
運動療法も指導できる鍼灸師やパーソナルトレーナーを目指すのであれば、やり方を理解しておきたいものです。
※内容はトレーナーズアカデミー様の監修を受けています。
運動前に求められる動的ストレッチ
キャットアンドドッグ
広背筋
大胸筋
腸腰筋・大腿四頭筋
大臀筋
ハムストリングス・下腿三頭筋
アンクルモビリティ
コンディショニングはこの本がオススメ
この記事に掲載しているアクティブストレッチの解説や指導方法が詳しく載っています。
パーソナルトレーニングの指導現場ではコンディショニングが重要視されています。
ただ単に痩せるだけではなく、動けて、痛みのない機能的な身体をつくること。そのためのコンディショニングを包括的に学んでいただけます。