鍼灸師も覚えたい簡単パートナーストレッチ ハムストリングス

この記事ではハムストリングスへのパートナーストレッチのやり方を動画とともに紹介しています。「ハムストリングス」とは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋を合わせた名称です。

まずは自分で実践してみて、アプローチの引き出しを増やしていきましょう!

膝伸展位ハムストリングススタティックストレッチ

開始姿勢

クライアント ー 仰臥位
トレーナー ー クライアントの左膝の外側、クライアントの左脚の下に潜り込む

手順

1.クライアントの右脚が浮かないように、手または脚で押さえる。
2.左手をクライアントの左の踵に引っ掛けるようにして持つ。
3.クライアントの左膝を伸展させたまま、 股関節を屈曲させる。

ポイント・注意

・膝関節は完全伸展位で行う。
・つま先と膝は同じ方向を向くようにする。
・非ストレッチ側の股関節が外転・外旋にしないように足でロックする。
・骨盤の後傾(地面から臀部が離れないように)に注意する。

膝屈曲位ハムストリングススタティックストレッチ

開始姿勢

クライアント ー 仰臥位
トレーナー ー クライアントの右膝の内側

手順

1.クライアントの右脚が浮かないように、手または脚で押さえる。
2.左手をクライアントの左の踵に引っ掛けるように持つ。
3.クライアントの左膝を屈曲させ、左股関節も屈曲させる。
4.クライアントの左膝を少しずつ伸展させる。(完全伸展させない。)

ポイント・注意

・つま先と膝が同じ方向を向くように持つ。
・非ストレッチ側の股関節が外転・外旋にしないように足でロックする。
・骨盤の後傾(地面から臀部が離れないように)に注意する。

ハムストリングスコンプレッションストレッチ

開始姿勢

クライアント ー 仰臥位
トレーナー ー クライアントの右膝の内側

手順

1.クライアントの左股関節・膝関節を屈曲させる。
2.クライアントの左膝を両手で抱える。
3.クライアントのハムストリングスに左膝を当てる。
4.圧迫したまま、股関節を伸展させる。
5.圧迫する部位を変えながら実施する。

ポイント・注意

・臀部付近から膝裏まで、圧迫部位を変えながら実施する。
・揉まない。

そのほかの種目、施術の順番、持ち方などはテキストを!

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