勉強法インタビュー

「アウトプットの機会を作ること」 鍼灸師国家試験合格者インタビュー

鍼灸師の国家資格を取得された河嶌さん。

そんな河嶌さんから学生時代の勉強法や学生へのメッセージを伺いました!

河嶌さんのご紹介

名前

河嶌 洋(かわしま ひろし)

出身

神奈川県

出身校

神奈川衛生学園専門学校
東洋医療総合学科

鍼灸師以外の保有資格

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
あん摩マッサージ指圧師
NASM-PES

鍼灸学生時はどのように試験の勉強をしていましたか?

学校の授業をちゃんと受ければ国試に受かると思っていたので、授業を中心に勉強していました。
国家試験の過去問は授業や補講で解く以外には、ほとんどやっていませんでした。

国試に向けて!という勉強はあまりやっていなくて1年生からの積み上げが一番の国試対策だったと思っています。

鍼灸国家資格試験の勉強で
「やってよかった」と思うことはなんですか?

同級生と一緒に勉強したり、アウトプットする機会を作ったことです。
1,2年生のときは、1人で勉強することが中心でしたが記憶に定着できず、成績もあまり上がりませんでした。

3年生になってからは、同級生と一緒に勉強する機会が増えました。
アウトプットすることも多くなってからは成績がどんどんと上がり、学内上位をキープすることが出来ました。

人に話すということは、考えが整理されるので自分にとっては最高の勉強法だったと思っています。

また、先生方と積極的にコミュニケーションを取ることも意識しました。
先生方は教えるプロですし、自分たちの何倍も知識をお持ちです。
そういう方々を味方に付けることは、とても大切だと思っています。

鍼灸国家資格試験の勉強で
「やらなくてよかった」と思うことはありますか?

以前に、アスレティックトレーナーの専門学校にも通っていましたが、その時から学校で勉強する上で「やらなくてよかった」と感じることは特にありませんでした。

鍼灸の学校では、西洋が得意だから東洋は…(逆も然り)という学生がたまにいらっしゃるかと思いますが、国家試験までは拒絶せずに勉強することをオススメします。

僕も、アスレティックトレーナーの資格を持って入学したので最初の頃は西洋ばかり好きになって、東洋は…という感じでした。

ですが、実際に治療を受けることで効果を実感して好きになり、勉強への意欲が出てきました。

国家資格試験合格に向けて勉強している
学生のみなさんへメッセージ

どこの学校で勉強されている方も当たり前のことかと思いますが、まずは授業を一生懸命に受けることが大切だと考えています。

そして、余裕がある方は国家試験対策セミナーなど今はたくさん開催されていると思います。
そういうものに参加されると、より知識が深まると思います。

また一緒に学ぶ同級生との関係も大切にしてほしいです。
同級生と過ごした時間は、かけがえないものです。
素晴らしいその出会いを大切にして頂きたいと思っています。

大変偉そうなことを言ってきましたが、まだまだ僕自身も出来ていないことばかりなので、これから皆様と一緒に切磋琢磨していければと思っています。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、学校での勉強も含めて、様々な困難があるかと思いますが国家試験に合格できることを祈っております!

※インタビュー内容は個人的な見解であり、所属する組織、当ラボとは関係ありません。

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