プロのセラピストとして様々なアプローチ方法を追求することは重要です。その一つとして鍼や灸を使った方法があるのは言うまでもありません。長い歴史の中で効果があるからこそ、今の時代も多用されているのが鍼灸を使ったアプローチです。
しかし『方法』に固執しすぎることで、クライアントの身体の改善につながらない可能性もあります。鍼灸を学びながらも、認知度を高めているパートナーストレッチを学ぶことで、セラピストとしての引き出しを増やすことができます。今回は世の中で最もニーズの多い肩凝りに対してのパートナーストレッチ(ペアストレッチとも言います。)のやり方を紹介します。
目次
運動療法としてのパートナーストレッチ
慢性的な肩こりの場合、様々な原因が考えられるので、全身にアプローチしていくプログラムです。頸部や肩甲骨なども含めて肩周りの筋肉を全体的にアプローチしていきます。この手順で実施することで効果的なプログラムになります。
※内容はトレーナーズアカデミー様の監修を受けています。
※全て実施すると40〜60分のアプローチとして使えます。実際の施術にご活用ください。
肩こりアプローチ 手順
肩関節回し(内旋位)モビライゼーションストレッチ
目的:肩関節周囲筋のストレッチ
肩関節回し(外旋位)モビライゼーションストレッチ
目的:肩関節周囲筋のストレッチ
前腕屈筋群コンプレッションストレッチ
目的:前腕屈筋群のストレッチ
前腕伸筋群コンプレッションストレッチ
目的:前腕伸筋群のストレッチ
前腕屈筋群スタティックストレッチ
目的:前腕屈筋群のストレッチ
前腕伸筋群スタティックストレッチ
目的:前腕伸筋群のストレッチ
大胸筋コンプレッションストレッチ
目的:大胸筋のストレッチ
パートナーストレッチはこの本がオススメ
この記事に掲載しているすべてのストレッチの解説が詳しく載っています。
同時に効率的ですぐにご活用頂けるストレッチのデモレッスンも動画&テキスト化しております。
パートナーストレッチを実際に施術する場合に流れは非常に重要だと思います。
ぜひテキストでご確認ください。
また、全ページカラー印刷で書き込みがしやすい紙にこだわっています。
三角筋スタティックストレッチ
目的:三角筋のストレッチ
肩甲下筋コンプレッションストレッチ
目的:肩甲下筋のストレッチ
肩関節回し(側臥位)モビライゼーションストレッチ
目的:肩関節周囲筋のストレッチ
小円筋コンプレッションストレッチ
目的:小円筋のストレッチ
大胸筋スタティックストレッチ
目的:大胸筋のストレッチ
上腕二頭筋スタティックストレッチ
目的:上腕二頭筋のストレッチ
上腕三頭筋スタティックストレッチ
目的:上腕三頭筋のストレッチ
僧帽筋スタティックストレッチ
目的:僧帽筋のストレッチ
肩甲骨はがしモビライゼーションストレッチ
目的:肩甲骨周囲筋のストレッチ
肩甲骨回しモビライゼーションストレッチ
目的:肩甲骨周囲筋のストレッチ
斜角筋スタティックストレッチ
目的:斜角筋のストレッチ
僧帽筋(座位)スタティックストレッチ
目的:僧帽筋のストレッチ
パートナーストレッチ(ペアストレッチ)は鍼灸を使ったアプローチと通じる部分がありながらも、違う部分もあります。パートナーストレッチをより深く習得するには解剖学など再度学んだ方がいいと感じた部分はあるかもしれません。
そして、パートナーストレッチで外せないのは力加減や、伸ばしていく方向です。WEBやテキストだけで学べない方はセミナーに参加されてはいかがでしょうか?6時間でパートナーストレッチの基礎アプローチを学べるようです。
正しいパートナーストレッチ習得のための1DAYセミナー
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